YKK国内グループに関するアスベスト問題についてのご報告

2013年12月02日

YKKグループ環境政策推進協議会
2005年12月2日/2013年12月2日更新

1. 製品でのアスベスト使用状況

1) 現在の製品でのアスベスト使用状況
2013年11月29日現在、アスベストを含有する製品はありません。
(2005年11月30日調査、2013年11月26日再調査)

2) 過去の製品でのアスベスト使用状況

(1) ファスニング製品過去においてもアスベストを使用した製品はありません。
(2) 設備・機械工機技術本部で製作する設備・機械等で、過去にアスベストを使用していたものがありました。調査した結果、それらはすべて社内向け・非飛散系のものであると確認されており、使用中にアスベストが飛散する可能性は極めて低いものです。また、設備・機械等を廃棄する際は、廃掃法に則り的確な処理を行っております。
*工機技術本部は1997年に、以後製作する全ての設備・機械等に対しノンアスベスト宣言を行っております。
(3) 建材製品過去においてアスベストを使用している製品がありました。
全ての製品において、使用形態は密閉状態又は非飛散性建材としての使用であり、アスベストが飛散する可能性は極めて低いと判断しております。
尚、解体時にはアスベストが飛散しないよう適切な処置をお願いしております。
アスベスト使用製品の状況および健康被害についてのご報告(YKK APサイトへ)
2. YKKグループ所有の建築物でのアスベスト使用状況

2005年度、YKKグループ所有の国内にある建築物に関してアスベスト使用状況の調査をおこない、24棟の建築物で一部にアスベストが使用されていることを確認しました。2006年度中に16棟では除去を完了し、除去が困難な8棟においては封じ込め・囲い込みによる飛散防止対策を完了しております。また、封じ込め・囲い込みを行った建築物では定期的に作業雰囲気中のアスベスト濃度を測定し、これまで全地点でアスベストの飛散は確認されておりません。

3. YKKグループの労働災害認定者の状況

全従業員ならびに特定作業に従事していた退職者に対し、定期的な健康診断を実施し健康状態の確認を行なっております。
YKK APでは2001年に退職した1名が 2012年労働災害に認定されました。
尚、今後とも調査を継続し、関係行政および関係団体の指導を遵守し、適切な対応をしてまいります。

4. お問い合わせ先

本件の内容に関するお問い合わせは下記までお願いいたします。
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