YKKのなるほど

Vol.4 いち早く海外進出を果たしたYKK

YKKがかなり早い時期から海外進出を果たしたということはご存じでしょうか?現在、海外で活躍する日本企業はたくさんありますが、日本の有力企業が本格的に海外進出を果たしたのは、1970年以降が多かったようです。
YKKは、1959年のニュージーランド進出をはじめとして、1964年1月には、本格的な海外進出として米国のニューヨークに工場を開設し、同年5月にはオランダのスネーク市に工場を開設しました。
1964年は東京オリンピックが開催され、ようやく海外渡航が自由化された年でもあります。何とそれまで国民は自由に海外旅行ができなかったのです。また、当時は1ドル360円という為替レート。海外へ行くには現在よりはるかに高い費用がかかり、当時の普通の市民にとっては、海外旅行は遠いお話でした。
そんな時代にYKKは海外進出を果たし、米国のニューヨークを皮切りに、欧米各国、アジア、中南米諸国などに進出をつづけ、世界中のお客様に、ファスナーやその関連商品をスピーディに届ける体制を整えてきました。そうして現在、YKKの海外展開数は世界70以上の国と地域に達しています。

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