YKKのなるほど

Vol.2 世界中で登録されたYKKの商標

企業が事業活動で使用する名称や文字、図形などを公的機関(日本では特許庁)へ出願し、認められたものが登録商標となります。
YKK株式会社では、「YKK」という商標を世界170以上の国・地域で登録しています。国連加盟国数が約190ヶ国ですから、およそ9割の国々で登録していることになります。
1953年に日本で「YKK」の商標を取得したのをはじめとして、翌1954年以降、インドネシアなどで登録をすすめ、1960年代からの本格的な海外への事業展開に合わせて様々な国で商標を登録してきました。
また、多くの企業がそうであるようにYKK株式会社も「YKK」商標だけでなく、ファスナーをはじめとするファスニング商品についても多くの商標を国内外で登録しており、その数は現在2,000件を超えています。ファスニング商品は、家電などとは異なり、衣類やカバンなどの1つの部品にすぎません。それなのに商標登録数が非常に多くなっているのは、YKKグループの事業展開と大きな関係があるのです。
世界の様々な国や地域で衣類などが製造されるようになってから、お客様からは世界のどの場所でも同じ品質、同じサービスのファスニング商品が求められるようになってきました。私たちYKKグループは、そのお客様のご要望ひとつひとつに応えてきた結果、世界各国での商標登録も次第に増えていったのです。
ところで、同じ「YKK」商標でも、年代によってさまざまなデザインのものがあることを皆さんご存知でしょうか?

「YKK」商標
「YKK」商標
ページの先頭へ