ファスナーのなるほど

Vol.3 ファスナーの持ち手にある穴は何のため?

ファスナーの持ち手(開閉時に手で持つ部分)になぜ穴が開いているかご存じですか?YKKではファスナーの持ち手を「引手(ひきて)」と呼んでいます。
引手に穴がある理由は主に3つあります。まず1つ目は、穴が開いているとつかみやすいからです。2つ目は、穴が開いていることで引手の部分を軽量化できるからです。そして3つ目は、この穴を利用して、テープなどを通して装飾できるというメリットがあるからです。かばんのファスナーでは、引手の穴にヒモを通して操作しやすくしている例も見られます。このように機能性にこだわり、引手に穴をあけているのですが、もちろん引手に穴がないものもあります。

ヒモを通して操作することで、必要以上に力がかかりファスナーが壊れる可能性もありますのでご注意下さい。

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