YKK株式会社 「生物多様性のための30by30アライアンス」に参画

2022年08月09日

 YKK株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大谷裕明)は、陸と海の30%以上を健全な生態系として保全する目標達成に向けた仕組みの構築をめざす「生物多様性のための30by30アライアンス」※1に参画いたしました。
   
 黒部事業所では、「YKKグループ環境ビジョン2050」※2に定めた自然との共生をめざす取り組みとして、創業100年を迎える2034年にむけ、YKK創業者 吉田忠雄が理想とした森の中の工場の実現をめざし、ふるさとの森づくりと水辺の創出に取り組んでいます。
  
<YKKの取り組み内容>
・黒部に原生している樹木の種子を採取し育てた20種類2万本の苗木を2008~2012年にかけて計画的に植樹し、ふるさとの森として整備。その後、森が変遷する様子を樹高の計測や生物調査などにより継続して観察しています。2019年に実施した生物調査では、318種(うち26種類が日本国内および富山県で絶滅が危惧される生物)の多様な生物を確認しています。
・ふるさとの森と産業観光むけ展示施設をYKKセンターパークとして一般公開しています。
・2020年よりソフトバンク様と共同してふるさとの森のCO2吸収量見える化に取り組んでいます。※3
・地域の各種団体と連携して森の観察会を開催するなど、子どもたちへの環境教育の場として森を活用しています。
・ふるさとの森に隣接する工場敷地 約27,000㎡を整備、2万本の苗木を植樹し森づくりのエリアを拡充。YKKセンターパークとあわせて一般公開を予定しています。(整備期間:2022~2024年予定)

 YKKは本アライアンスへの参画をつうじ、YKKセンターパーク ふるさとの森のOECM認定取得による国際的な目標への貢献をめざすとともに、今後も持続可能な社会の実現に向けた活動を推進します。

別紙.pdf
※1~3およびYKKセンターパークの概要については別紙をご確認ください。