YKK株式会社 黒部健康管理センターが第18回日本心臓財団 小林太刀夫賞を受賞

2022年06月16日

 YKK株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大谷裕明)の黒部事業所(富山県黒部市)にて、当社グループ従業員の健康管理を担う黒部健康管理センターは、日本心臓財団が主催する第18回 *1 小林太刀夫賞を受賞しました。同賞を企業が受賞するのは初、また富山県内の団体としても初の受賞となります。

 黒部健康管理センターは、北陸地域で勤務する約8,000人のグループ従業員の健康管理を担当しています。企業精神「善の巡環~他人の利益を図らずして自らの繁栄はない~」の考え方のもと、従業員の幸せと会社の利益を持続的に両立させる仕組みづくりを重視し、従業員の健康管理に対し積極的に活動してきましたが、この度、以下の取り組みが評価され、企業として初めて、同賞を受賞しました。YKKは今後も従業員の健康と安全を第一に考え、事業活動に取り組んで参ります。

≪評価された取り組み≫ 
2003年よりエビデンスに基づく保健指導法を取り入れ、集団的アプローチと、高リスクアプローチの両輪で生活習慣病予防に取り組んできた。

【集団的アプローチ事例と評価項目】
 ①YKK健康保険組合と共催し、全従業員を対象に健康づくりキャンペーンを毎年1回実施
 (従業員は複数の課題から選択した健康づくり活動を2か月実施)
 ②50歳と59歳の全従業員を対象とした自身の健康プラン策定プログラムの実施
 ③各職場で開催される安全衛生委員会等の場を活用した健康推進の啓発活動

【高リスクアプローチ事例と評価項目】
 ①健診結果をもとにリスクに応じた管理基準を定め、同センターにて健康指導や検査等の予防活動を実施し、必要に応じて内服治療等も実施
(就業時間内での本活動が認められており、参加率も高い)
 ②脳梗塞や心筋梗塞といった重疾患発症時の職場復帰支援を、人事や職場、主治医との連携で取り組み、再発予防のフォロー活動を推進

  

*1 日本心臓財団が、循環器病を中心とした生活習慣病予防のために永年貢献した個人・団体に贈る賞。
詳細は以下のURLを参照ください。
https://www.jhf.or.jp/action/josei/syou/tatio-syo/