ニュースリリース

2016年3月1日 
YKK80ビル LEED-CS(Core and Shell:新築テナントビル部門)でオフィスビルでは日本初の最高ランク「プラチナ認証」を取得

 YKK不動産株式会社(本社:東京都千代田区神田和泉町1)は、「YKK80ビル」において、オフィスビルでは日本初のLEED-CS(Core and Shell:新築テナントビル部門)の最高ランクである「プラチナ認証」を取得しました。

 LEED(※)では、エネルギーの他に敷地、水、資材、室内環境が計画段階で評価されることに加え、それぞれについて工事中及び運用段階の環境配慮も評価の対象となります。「YKK80ビル」では、敷地、水、エネルギー、室内環境で高得点を取得しましたが、以下の特徴とビル全体を挙げた積極的な取り組みが「プラチナ認証」取得につながりました。

【敷地】
  • 都心部での敷地選定(自然破壊やスプロール現象の回避、公共交通や自転車利用の促進、駐車場台数抑制や地下化につながる)
  • 地場の生態系に則した外構緑化、屋上緑化と憩いのスペースの確保
【水】
  • 節水型衛生器具(3.8L床置大便器、手洗自動水栓14秒停止他)の採用
  • 雨水・厨房排水利用
【エネルギー】
  • 放射パネル+デシカント空調、明るさ・人感センサー制御LED照明+タスク&アンビエント照明方式、高性能コンセント採用等により、ASHRAE基準より約36%消費エネルギー削減
  • 第三者による設備コミッショニング
【資材】
  • 電炉材や廃石膏ボード等のリサイクル材と800km以内で材料採取された地場材の使用
【室内環境】
  • ASHRAE基準より30%増強した外気量供給と監視
  • 喫煙室の徹底した離隔と差圧管理
  • 十分な昼光と眺望確保のための居室配置

当社では、今後も環境に配慮した経営・事業活動に取り組んでまいります。

(※) LEED (Leadership in Energy & Environmental Design):
米国グリーンビルディング協会(USGBC)が開発・運用する環境に配慮した建物やエリア開発の認証システム。加点方式で得点に応じてCertified、Silver、Gold、Platinumの4段階に分類。今回は、その最高ランクPlatinum(プラチナ)認証の取得となる。

「YKK80ビル」外観 (2,161KB)

「YKK80ビル」オフィス (910KB)

※画像データはテキストリンクよりダウンロードいただけます

PDF  別紙:YKK80ビルについて (275KB)

以上

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