活動報告

2020年12月23日

YKK株式会社 主事 廣見 千賀子が
金沢大学「はあざみ女性研究者賞」を受賞。

表彰式の様子 写真中央:廣見 千賀子 主事

金沢大学は、平成25年から創設している女性研究者の優れた成果を讃える「中村賞(金沢大学女性研究者賞)」を発展させ、平成29年度より「はあざみ女性研究者賞」を開始しました。「はあざみ女性研究者賞」は、マネジメント層を対象とする「中村賞」、中間層を対象とする「紫花賞」、若手を対象とする「若葉賞」から構成。優れた業績を挙げた女性研究者を顕彰することにより、当該女性研究者自身とこれに続く若手女性研究者の励みとし、研究意欲の向上につなげ、将来を担う女性研究者の育成等に資することを目的とし創設されたものです。

今年度、YKK株式会社 主事の廣見 千賀子が「はあざみ女性研究者賞 若葉賞」を受賞。入社以来、金属ファスナーの商品開発に携わり、開発された商品がジーンズ製品に採用されるなど、国内外において大きく社会貢献しています。現在は、金属ファスナーの開発においてリーダーを務めており、本受賞はその技術への取り組みが認められたものです。

<令和2年度はあざみ女性研究者賞概要>

応募条件

  • 中村賞
    金沢大学または連携機関※1に所属する女性研究者のうち、教育研究のマネジメントに関し優れた業績を挙げたと認められる者、学術上優れた研究成果を挙げたと認められる者、社会貢献や診療・医療等において功績を挙げたと認められる者。
    連携機関※1・・・北陸地域における女性研究者ネットワーク(Hokuriku Women Researchers’ Network)に連携している機関。
    紫花(しか)賞
    金沢大学、富山県立大学またはYKK株式会社に所属する女性研究者のうち、独創的・先駆的な研究を行い、学術上優れた研究成果を挙げたと認められ、今後成果が期待できる者。
    若葉賞
    金沢大学、富山県立大学またはYKK株式会社に所属する女性研究者(博士研究員含む)のうち、独創的・先駆的な研究を行い、学術上優れた研究成果を挙げたと認められ、今後成果が期待できる者。博士の学位取得後15年以内の者。

顕彰

  • 中村賞
    1名以内とし、賞状と副賞(奨励金10万円)を授与します。
    紫花賞
    若干名とし、それぞれ賞状の授与と研究費(100万円以内)を支援します。
    若葉賞
    若干名とし、それぞれ賞状の授与と研究費(70万円以内)を支援します。

受賞者

  • 中村賞
    金沢大学理工研究域地球社会基盤学系池本 良子 教授
    金沢大学医薬保健研究域保健学系少作 隆子 教授
    紫花賞
    該当なし
    若葉賞
    金沢大学附属病院放射線科北尾 梓 講師
    金沢大学附属病院小児科井上 なつみ 助教
    金沢大学医薬保健研究域保健学系中島 由加里 助教
    YKK株式会社 ファスニング事業本部 商品開発部主事 廣見 千賀子 氏