「それは、はじまりの音（放課後）」篇
翔
親友の大輝に誘われ入った陸上部。
その大輝は、いつも翔の前を一歩行くライバル。
100m走のタイムも、
密かに想いを寄せるマネージャー、
美咲との距離も。
大会のメンバー選考の当日。
今日こそは、とスタートラインに立った。
健斗
小さな頃から憧れ続けているファッションデザイナー。
海外に留学したいと思いながらも、
母には打ち明けられずにいた。
いつものように図書室で英語の勉強に励む健斗。
そこに、母から一通のメッセージが届く。
「健斗の夢、応援してるよ！」。
七海
女子サッカー部では2年生ながらエース。
しかし、怪我に見舞われサッカーのできない日々が続く。
入院中はチームメイトの寄せ書き入りのお守りが、心の支えになっていた。
久々にグラウンドに立つ七海。
喜びを胸に、ボールを強く蹴った。
陽菜
中学からはじめたトランペット。
高校でも吹奏楽部で必死に練習する日々。
ついに迎えたコンクールの結果は、惜しくも2位。
喜びよりも悔しさが滲む。
一人屋上に上がり、
大空に鳴らしたトランペットの音色は、
もう次の大会へと向いていた。
CMソング「ジブンセイフク」
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学生を対象とした日本最大級の
ファッションデザインコンテスト
ー 緑黄色社会さんからのコメント ー
「大きな宇宙、ちっぽけな自分。たぶん気にしてるのはこっちだけ。
でも逆らいたい、抗いたい。」
この曲の主人公は、静かな狼煙をあげました。
同じことで悩む日々を繰り返すと、
何者かに操られているような気持ちになる。
でももしかすると、単に自分を操れていないだけかもしれないな、
という問いかけの歌です。