宇宙服(与圧服)

宇宙服(与圧服)には、胸から背中にかけてYKKの水密・気密ファスナー(水も空気も通さないファスナー)が使われています。

高度の非常に高い環境では気圧が大きく下がり、人間は生きることができません。シャトル内は与圧を行うことにより調整されてはいますが、宇宙飛行士は緊急避難用に打ち上げ時と帰還時には与圧服(加圧して地上の気圧に近い状態にする船内服)を必ず身に着け、いざという時の気圧の変化から身を守っています。

通称、オレンジスーツと呼ばれています。

1
2011年、スペースシャトル最後のフライト“STS-135”のファーガソン船長の宇宙服(レプリカ)。
閉じる