耐火スクリーン

3階建て以上のビルでは、火事のときに、火や煙が階段やエスカレーターを伝って上の階に広がらないように防火・防煙システムを導入することが法律で義務づけられています。その中には「耐火スクリーン」と呼ばれる耐火性のあるクロスを用いた防火シャッターがありますが、これまでの耐火スクリーンはスクリーンが直角に交わる部分には柱が必要で、普段、階段やエスカレーターを使っている人の邪魔になっていました。

しかし、耐火スクリーン用難燃ファスナーのおかげで、邪魔な柱がなくなって、デザイン的にもすっきりとした空間を実現することができました。難燃ファスナーはテープ部分が100%ステンレス糸で、1000℃以上の熱に耐え、燃えたり、溶けることがありません。

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耐火スクリーンがいままさに降りてくるところ
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完全に降りて火や煙を遮断したところ
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難燃ファスナーの利用で火や煙を防ぐ高気密性が実現
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